6時過ぎ、ファーストイン高松の客室で目が覚め、室外のトイレに行くと日が昇っていた。
港の朝だ。
7時に食堂で朝ごはんを食べて、8時30分チェックアウト。
今日は薄曇りで快適な気温。
高松港を散歩し、フェリー乗り場のペデストリアンデッキのベンチで缶ビールを飲んでしまう。
瀬戸内国際芸術祭も行われていて、離島行きの船は混雑しておりにぎやかだ。
サンポート高松多目的広場では、トラスが組み立てられていました。
10時15分、JR高松駅前の味庄セルフの店に行き、舞茸天うどんが早めの昼ごはん。
JR高松駅2階にある立喰い寿司七幸では、希少なバッテラを売っていたが、時間切れなので食べずに離脱。
サンポート高松に戻り、トラスが建っているHポイント北側歩行者専用通路奥へ。
たかまつ大道芸フェスタ2日目は港の大道芸が11時から開始。
晴れてきて、うつしおみから。
シルヴプレの「集中」をパクっていましたが、なにやら微妙に間違っておる。
背景が海のポイントでエアリアルを観ることができました。
地元・香川県三豊市出身の長谷川愛実さんは日の光を浴びて健康的で生命感に溢れうどんのようだ。
美しく夢のような時間が流れていました。
夜会フィナーレの時、芸人まことさんが「愛実ちゃんを眺める目黒の顔が好き」と言っていましたが、同感。
Fポイント高松シンボルタワーデックスガレリアはオシていたので、シルヴプレに間に合いました。
11時37分スタート。
ちなみにシルヴプレの「集中」はこんな感じ。
「ふれあい」で高松の方とふれあい、港で「港のクリーニング ようこそヨコサカ」を観ることができました。
さいごに「記念撮影」。
JポイントJR高松駅前広場へ。
直射日光が降り注ぐなか、12時30分、大阪から来たBreeze Of Dixielandの方々のジャズ演奏が始まりました。
たかまつ大道芸フェスタはMUSIC BLUE TAKAMATSU実行委員会が主催なので、ミュージシャンの方々の出演もあり多彩なのです。
Breeze Of Dixielandは、ゲストミュージシャン枠での出演でした。
のんびりとした昼下がりにトラディショナルジャズを聴く幸せ。
13時8分、同ポイントで加納真実さん1回目。
ヒデキローラーガール「情熱の嵐」で潮の干満に合わせて水が増減する池までダッシュする加納さん。
ここは以前、港だったのだ。
準備体操「やばい恋」。
「恋人よ」から「そんなヒロシに騙されて」。
最後の作品は「仮面舞踏会(あしたバーボンハウスでver.)」。
駅前広場の奥へ消え去る高松の踊り娘たち。
「サンキューベリーマッチ。こんなようなことをやっています。しかし、きっちりとした技をやる大道芸もあれば、高松は他の大道芸フェスより生バンドの演奏もいっぱいあって、音楽の溢れたまつりですので、みなさん音楽を聴いたり、なんか観たり、飲んだり、食べたり。せっかく雨も降っていないことですし。しかし、熱中症に気をつけながら、スリ・ひったくり、いろいろ悪い人もいるので気をつけましょう。では、気を引き締めて、今日一日よろしくお願いします」とたかまつ大道芸フェスタの特色を駅前で演説する加納さんの挨拶でした。
Hポイント北側歩行者専用通路に戻る。
いただいたチクワを食べるが、お飲み物が欲しくなりますね。
しかし、トイレが近くなるので我慢せねば。
14時18分、うつしおみ2回目を観る。
瀬戸内の風景と一体となったジャグリングとエアリアルが美しすぎる。
今年も高松に来て良かったなあ。
15時、同ポイントで加納真実さん2回目。
海からやってきた青ジャージ。
広島から瀬戸内海を泳いでくる妄想が膨らむ。
ヒデキローラーガール「激しい恋」「傷だらけのローラ」。
準備体操「孤独の肖像」。
「恋人よ」から雨は降りそうもない港ですが「演歌」。
最後の作品は「Fに捧ぐ…」で見えない青いものがバラバラに。
高松の人はFが好きなようでノリノリだ。
「数ある大道芸の中、私のこの地味な芸におつきあいいただき、どうもありがとうございます。とても楽しかったです。今年も無事、高松に来れてうれしく思います。みなさんもご無事でなによりで。そんなわけであともう1回。あっちで、中の吹き抜けのとこでもう1回。また今とはちょっと違うやつをたぶんやるので、もしちょうど都合のいいかたは気軽にぷらっと観に来てください」とファイナルの告知で海を背景にした加納さんの大道芸は終わりました。
デックスガレリア入口では松本かなこさんのチョークアートが完成間際でした。
もうすぐたかまつ大道芸フェスタも終わっちゃうんだなあ。
16時30分、Fポイント高松シンボルタワーデックスガレリアでSUKE3 & SYUを観る。
橋本プロデュースの大道芸では常連出演者なので、たかまつも以前から出ていたのかと思いきや、今回が初出演とのことで意外でした。
福山にはファンが多いお二方なので、きっと福山の方々も観に来ているのだろうなあ。
明るく品のあるトークとアクロバットのバランスがさらに良くなっているような。
そして、同ポイントで加納の時間ファイナルが、もうすぐ始まるよ。
1階は人でぎゅうぎゅうになり、2階3階から観る方々も。
毎年、この高松シンボルタワー吹き抜けで加納さんはファイナルを迎えるが、年々、観客が増加していて、始まる前から異様な熱気に包まれる。
17時30分、加納真実さんファイナル。
ヒデキローラーガール「遥かなる恋人へ」「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」。
準備体操「こんばんわ」。
「恋人よ」ではあんぱん丸かじり。
真ん中の作品に「仮面舞踏会(ダンシングクイーンver.)」。
加納さんはすでに汗だくだが、最後の作品は渾身の力を振り絞って「パントマイム!!」。
なんだか音楽ライブのような盛り上がりようだ。
終わると、自然にアンコールコールが起きる。
「たかまつ大道芸もついに10周年。私も1回目に来たんですけど、ついこないだのことのようです。年をとるとはやいですね。しかし、あの頃と比べたら明らかに高松のみなさんが大道芸に前のめりになっていらっしゃるなという、うれしいなという感じです。パントマイムは地味なんですけど、こんなに集まっていただいてありがとうございます」と挨拶。アンコールのリクエストを観客に訊き、「Fに捧ぐ…」との声が。
「Fは長いよ。そしてついさっきやったけど、いいの?」と答え、「そこそこ地味なF」をやることに。
地味なFなのに、見えない青いものを投げ飛ばしたりバラバラにしたりする加納さんの一挙手一投足に歓声が沸く。
熱狂の加納の時間ファイナルのアンコールも終わり、「まさか、ド〇えもんでこんな『ヒュー!』って感じになるとは。ちょっとアンコールにしては長かったのですが、みんな喜んでるみたいで。今年もありがとうございました。来年も来たいなあと思っていますので、みなさんも元気で生き延びましょう」と挨拶。
50分にわたる加納の時間イン高松2019ファイナルが終わってしまいました。
昨年まではフィナーレもFポイント高松シンボルタワーデックスガレリアでやっていたのですが、今年は10周年なのでお外でフィナーレ~スペシャル夜会~として行われるよう。
トリの中国雑技芸術団が終わり、18時42分、夜会フィナーレが始まりました。
芸人さんたちは高松シンボルタワーから出てきて練り歩き、G1ポイントサンポート高松多目的広場①に集合。
しばらくわちゃわちゃやって、芸人まことさん司会による出演者紹介と市長、主催者の挨拶。
芸人さんたちはHポイント北側歩行者専用道路奥に移動し、またわちゃわちゃおよび愛実さんのエアリアルがあったあと、芸人さんたちは海に消えていきました。
19時32分、たかまつ大道芸フェスタ2019は終わり。
楽しかったなあ、高松。
私は明日の月曜は有休をとっているので、故郷の福山へ帰ることに。
JR高松駅に入り、改札内で連絡船うどんを啜る。
きつねうどんでお別れです。
20時10分発快速マリンライナー62号に乗り缶ビールを飲む。
電車は夜の瀬戸大橋を渡り、岡山で21時15分発のぞみ119号広島行に乗る。
岡山から福山まではあっという間。
自由席に座ると16分後の21時31分には福山駅下車。
21時50分、タクシーで実家に着くと、まだ父母が起きており、缶ビールをいただきました。
加納さんと同感で、年をとるとはやいですね。
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